

奈川は、街道とともに交通の要所として発展してきました。古代では、岐蘇山道(後の木曽街道)、中世にかけて野麦街道が整備され、近世では両街道が主要道になり、街道沿いの村として人々の交流や物資の流通ににぎわいを見せました。
江戸時代には尾張藩に属し木曽福島代官・山村氏の支配下に置かれ、「尾州岡船」と呼ばれる独特の牛による運送業が発達し、街道を通じて全国にその名を馳せました。また、「祇園囃子」や「奈川獅子」など、今でも受け継がれている地域文化も街道を通じて伝えられました。野麦街道は明治時代に入っても、製糸産業を支えた飛騨の工女たちの交通路としてにぎわいました。村にとっては、街道はその生活の源であり、また木曽との政治的つながり、松本や飛騨との経済的なつながりもこの街道の上に成り立ち、街道沿いの村として、生活・風土・伝統・文化が培われてきたことは大きな特徴です。
奈川の歴史スポット

寄合渡地区石仏群
集落の辻々にあった石仏を一か所に集めて祀ってあります。

大平地区石仏群
道々に祀られる石仏は、昔から地域の人々に守られてきました。

林照寺
臨済宗のお寺。自然の地形を生かした庭園が美しい。

石室
冬の峠越えで凍死する旅人を救う為に作られた石室。当時の様子が再現されています。

子安諏訪神社祭
1798年より続く子安諏訪神社氏子による民族芸能。

奈川獅子
大獅子と大天狗、薙刀の狩人など、伝説に由来する獅子舞。

野麦峠(女工さんの歴史)
明治時代飛騨から岡谷の製糸工場へと出稼に出た娘達が通った峠。女工哀史。

諸人御宿 扇屋
野麦峠の山麓奈川川浦部落の当時の女工宿を再現した展示館。

旅籠松田屋
江戸時代からの旅籠を復元した資料館。
奈川『歴史・文化』の地図
地図上のポイントをクリックすると、詳細がご覧頂けます。













