とうじそば発祥の地。そばの産地奈川で信州の田舎の歴史を味わう。

「奈川ってやぁ蕎麦だで、食ってけや」
『ながわ』といえば、「そば」といわれるくらいそばの産地として有名でまた、暮らしの知恵から生まれ古くから伝わる伝統の味が、ながわ名物『とうじそば』です。


そばの産地奈川

そばの産地奈川

奈川のそばは、標高1,200mの高冷地で育った風味のとても良いそばです。冷涼な気候とクリーンな環境がおいしいそばを作ります。でも、それだけはありません。そばをゆでた後、奈川の7℃~10℃の冷たい水で急激に冷やすことで、腰が強くて喉ごしのよいそばが食べられるのです。

とうじそば

とうじそば

「とうじ」とは、ひたし・あたためるという意味があり、甘い香り立ち昇る大鍋で。旬の山菜やきのこ、野菜を煮立て、その汁の中へ小割りしたそばをとうじかごに入れ、さっとあたためます。汁や具をたっぷりと盛り付けていただく、こころも身も芯から温まる名物そばです。

そばを楽しむ

そばを楽しむ

奈川の冷たい水でしめられたそばをお召し上がりください。信州のそばの原点がここにあります。


奈川在来

「奈川在来」とは、奈川地区固有のそばの品種。標高1,000mを超えるこの地は良質なそばの産地と知られ、文献では280年以上も前からそばが栽培されてきた土地です。奈川で代々守り育てられてきた奈川在来ですが、平成10年、大きな台風に見舞われ種を残すことが出来ずに一度はその栽培が途絶えてしまいましたが、「昔ながらのあのそばの味が忘れられない」、「もう一度たべたい!」奈川の人の切なる思いが、わずが一握り残った在来種を探し出し、それをもとに10年かけて栽培面積を増やしてきました。
キタワセそばは、一度倒れてしまうとなかなか起き上がることが出来ませんが、奈川在来は雨風に茎が倒れても翌日には穂先が天を向いて起き上がり、その実を守ろうとします。あの日の大きな台風には太刀打ちできませんでしたが、奈川在来は、また倒れても起き上がり、力強く成長します。奈川在来は生命力たっぷり、滋味にあふれた風味豊かな蕎麦です。


奈川でそばが食べられる店

ぜひ奈川のそばを食べにお出かけください。